皆様、こんばんは。
前回のブログの続きでレザーシートリペアのご紹介をしたいと思います。

 

BMWの茶革シートの作業前の状態です。

 

黒く見える部分は汚れだけでなく、表皮の塗料が擦り切れてしまい下地の黒色が見えている状態なので、いくらクリーニングをしても綺麗にはならず、黒い下地の部分が広がってしまいます。

 

 

しわの部分に軽くパテを入れて、しぼが擦り切れてつるっとなったところは塗料の粒で模様をつけて違和感を極力抑えた仕上げとなります。

色物のシートは色を入れてあげると奇麗に仕上がります。

ステッチ部分も色が入ってしまいますので、黒革に白ステッチや、白革に青のステッチなどはステッチへの色乗りが目立ちますのでリペアに不向きです。

 

 

こちらはレンジローバーイヴォーグの赤革シートの傷補修です。

 

深い傷は薄くパテを入れていますが、数が多いと処理しきれないので薄い傷は塗料を載せることにより目立たなくなる仕上げとなります。
赤色は塗り重ねで色が変化してしまうので非常に難しい色です。
元と完全に同じ色へ復元は出来ませんが、画像程度の再現は出来ますので参考にしてください。(朱色っぽくなる傾向です)

 

こちらは初代レクサスRXのベージュレザーシートです。

パンチング部にひびが入って脇は擦れしわがあります。

リペアではシートのへたりや深いしわ、パンチング部のヒビや傷は補修できません。
塗装やパテなどを使ってどの程度まで奇麗にできるかというと、

 

 

へたりや深いしわは残ります。
パンチング部のヒビも残りますが、塗装により離れた状態では目立たない感じに仕上がります。
リペアだと大体こんな感じになると参考にしてください。

電話でのお問い合わせで、どんな感じに仕上がるのか?、大体金額幾らぐらいか?
といったお問い合わせが多く、作業の手を止めての対応による時間ロスに悩まされてきました。

こういったお問い合わせには電話では判断できないので、ラインかメールでのお問い合わせのみとしております。
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あと、当店は取引先との作業優先の為、個人のお客様とのお取引の場合に時間の融通が利かない場合がございますのでご了承ください。

今回の施工事例や過去の施工事例を参考にして頂き、興味のある方はラインかメールにて画像を送って頂ければ施工の可否や見積金額を出させて頂きますのでご協力お願いいたします。

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