3連休も休みなく働いております。

連日38℃近い気温で、さすがに屋外でのインテリアの作業は厳しいかなと思い、作業場での作業ですが、マスクをして塗装作業をしていると汗が止まらず、この夏乗り切れるのかかなり心配しています。

本日の施工事例の紹介は、知立市のお客様の依頼で、トラック用　17インチ　アルマイトホイール　腐食処理　です。

施工前の状態はこちら。

トラック用のホイールで、荷台下にスペアで吊り下げていたところ、接地部が腐食してしまって目立つので、出来るだけ綺麗にしてほしいとのご依頼です。

アルマイト処理されたホイールの作業はリム部分以外はお断りしているのですが、「出来るだけ綺麗になればいいよ」といって頂けたので、軽くお受けしましたがこの後地獄を見ることに・・・

先ずは軽く＃４００で磨くもノーダメージ。

次に＃２４０で磨くもわずかな傷しかつかないので、ダブルアクションサンダー150番で磨くとこんな感じに。

最初は、アルマイト皮膜が剥がれたら一大事とおっかなびっくりで磨いて居ましたが、あまりに被膜が硬くて錆が取れないので最終的には＃８０でガリガリやってこんな感じに。

パッと見は錆が取れて、細かい番手で仕上げてゆけば綺麗に仕上がりそうな予感がしたのですが・・・

ペーパー目を消すために、

＃８０⇒＃１５０⇒＃１８０⇒＃２４０⇒＃３６０⇒＃４００⇒＃６００⇒＃８００⇒＃１０００⇒＃１２００⇒＃１５００⇒＃２０００⇒＃３０００

と前の番手のペーパー傷を消し残さないように慎重に磨きをかけてゆき、最後にグラインダーで磨きをかけて完成なのですが、腐食の跡がくっきりと残ってしまうという結果に。

荒い番手のうちはこの腐食が見えなくて、光沢が出だすと判るので、また振り出しの＃８０からやり直すことに・・・

こんなことを何度も繰り返し、結局一日中このホイールと格闘することになってしまいました。

本当なら２時間程度で終わらせる予定でしたが・・・

最終的な仕上げの状態はこちら。

ホイールに装着した状態、距離で確認すると綺麗に仕上がりましたが・・・

光の加減で透かして見ると、白い腐食跡が浮き上がってしまいます。

でもこれ以上磨くとアルマイト皮膜が剥けてしまい取り返しのつかないことに・・・

お客さまには状態をお見せしてOKを頂きました。

やはり安易な気持ちで仕事を受けると信用問題につながるので、お断りすべきものは断らないとダメですね。

とはいっても、頼まれると断れない、その性格をお客様に見抜かれているので無理な仕事も度々受けております。（ホイールの傷修理で夜９時受けの朝８時納品など）

でも、何事もチャレンジしてみないと自分の限界なんてわからないし、苦労すれば知恵も技術もアップするので今回の施工も良い勉強させて頂きました。

交換とリペアの違いとは？

出張施工も可能な修復・リペアサービスです。交換と比べて数分の一の費用で、安く・短納期仕上げで提供しております。対象物や修復箇所によっては、新品と交換すると高価であるため、弊社のリペア製品と技術はコスト面や品質ともに満足いただけると自負しております。

しかしながら、交換と同等の仕上がりをイメージされご希望に沿えない場合もあり、そのような場合は交換をお勧めしております。（例えばオリジナル形状・模様・色合い・質感は100％同じにはなりません）。
リペアの仕上がりの品質については、ブログにアップしている施工事例を参考に、若しくは直接お問い合わせください。

施工受付の際には、申込書・承諾書等ご記入にご理解頂き正式に受注させていただいております。
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問い合わせから時間がたちますと、回答した施工日時と工期はお約束できませんのでご了承くださいませ。

トータルリペア彩生工房では、ホイールガリ傷修理、ホイールカラーチェンジ、ダイヤモンドカット修理を承っております。
知立市牛田から30分以内なら引き取り納品致します。
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