皆さま、こんばんは。
本日紹介する過去の施工事例は、名古屋市のお客様の依頼で、シトロエン DS5 赤革シート 擦れ補修 です。
施工前の状態はこちら。
運転席はこんな感じ。
助手席の状態。
ついでにセンターコンソールも。
ブログを見て頂いたカスタムショップのオーナー様からのリペアのご依頼です。
シートの状態は、擦れやシワ、革の硬化によるひび割れが発生している状況。
これを目立たないようにして下さいとのご依頼。
画像では真っ赤な赤革シートですが、日が当たらない場所では栗色に近い色に見えます。
朝日が当たると鮮やかな赤、曇り空になると栗色、夕暮れが近づくと濃い赤と調色に苦労する色です。
また、運転席側と助手席側でも日の当たり具合が違うので、同じ塗料を使っていても全然違う色に見えます。
下色に黒が入っているので、透かし具合でこのように色が変化するのですが、部分的な色の一致に捉われずに、全体的に調和するイメージで仕上げてゆきます。
シート全体を塗装するので車内全体をマスキングします。
赤の塗料は軽いのと、この時期は乾燥の為、静電気の影響で樹脂パーツにミストが付着しやすいので注意が必要です。
(仕上りが夕方でミストの付着に気づかず、後日、オーナー様にはご迷惑をおかけしてしまいました。スミマセン。)
シワ、擦れが大きい部分には革シート専用の柔軟性の高い充填剤を用いて整形します。
(まだシートの塗装はしていないのですが、日の加減で色の見え方がこれだけ変化します)
運転席の背もたれの部分も塗装だけでは、ひび割れが目立つので⒥充填剤を用いて整形します。
充填剤を補充した部分は、そのまま赤の塗料をスプレーガンで吹いても赤く染まらないので、下色を入れたりと色々と手間がかかります。
助手席側も同様の手順で作業を進め、日没までに何とか作業が完了。
施工後の状態はこちら。
運転席側の仕上がり。
助手席側の仕上がり。
センターコンソールの仕上がり。
同じ調色塗料で塗装したのに、色が全然違って見えます。
実物は同じ色です。
リペアですので、張替えの様に新品同様にはなりません。
中古車を気持ちよく乗れるように、新品への交換の数分の一の費用で商品化するのがリペアの目的です。
これだけの作業だと一日作業ですのでそれなりの費用が掛かりますが、価格以上の満足度は得られるのではないかと思います。
同様の施工をご希望のお客様は、お気軽にご相談ください。
金額等の見積もりは、ラインやメールで画像を送って頂けるとスムーズです。
tel:0566-87-4963
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トータルリペア彩生工房では、自動車内装部品のリペアを、車両持ち込み、出張施工、部品郵送で修理を承っております。
出張範囲は、知立市牛田から30分以内が目安です。
車両持ち込みのお客様には、無料で代車をお貸ししております。(要事前予約)
日中は出張施工で不在が多いので、事前連絡頂ければありがたいです。
出張対応エリアは、知立市,刈谷市,安城市,高浜市,碧南市,豊田市,名古屋市,岡崎市の西三河周辺です。
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(エリアによっては近隣パートナー様をご紹介する場合もございます)
交換とリペアの違いとは?
出張施工も可能な修復・リペアサービスです。交換と比べて数分の一の費用で、安く・短納期仕上げで提供しております。対象物や修復箇所によっては、新品と交換すると高価であるため、弊社のリペア製品と技術はコスト面や品質ともに満足いただけると自負しております。
しかしながら、交換と同等の仕上がりをイメージされご希望に沿えない場合もあり、そのような場合は交換をお勧めしております。(例えばオリジナル形状・模様・色合い・質感は100%同じにはなりません)。
リペアの仕上がりの品質については、ブログにアップしている施工事例を参考に、若しくは直接お問い合わせください。
施工受付の際には、施工承諾書にサインを頂いております。
ご来店の前に一読頂くと手続きがスムーズに進みますのでご協力お願い致します。
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