皆さま、こんばんは。

 

本日ご紹介する過去の施工事例は、スカイライン　R34　GT-R　純正18インチホイール　カラーチェンジ　です。

 

施工前の状態はこちら。

 

伝説のR32GT-Rから続いたスカイラインGT-Rは、このR３４迄ではないでしょうか？

３５もデザインは良いのですが、何かが違う気がします。

日産の、世界基準での車つくりはいまいち私には、デザインもコンセプトも受け入れずらいです。

年を取って、頭が固くなったのでしょうか(笑)。

 

 

相当大きなダメージを受けたと思うのですが、歪みやクラックは入っていません。

さすが鍛造ホイールですね。

 

 

これ位、古いホイールに共通するのがホイールの下地が荒い事。

最近のホイールはつるっとした肌のホイールが多く、ぴかぴか光っていますが、この下地の状態のままカラーチェンジすると野暮ったい仕上がりになってしまいます。

 

 

そこで、カラーチェンジの前に行う作業は、肌をきれいに仕上げる事。

エアーツールが使えるところは使い、使えないところは手仕上げで作業を進めます。

 

 

下地のプライマー塗装も一回だけでなく、塗装⇒磨き⇒塗装の二回繰り返して肌を整えます。

 

 

ホイールの欠けていた部分も、ホイール用のアルミパテで整形します。

板金屋さんだと、ボディ用のパテを使用していたりしますが、耐久性上あまりお勧めできません。

 

 

ある程度下地が仕上がったら、2回目のプライマー塗装で下地を仕上げます。

このプライマー塗装の上に、そのまま塗料を塗装できるのではなく、さらに磨いてツルツルに仕上げます。

 

シルバー塗装する最終の下地つくりなので、エアーツールは使用せずに全て手仕上げで作業を行います。

1本あたり1~1.5時間位かかる作業ですが、仕上がりに大きく左右する工程なので慎重に作業を進めます。

 

AIの時代といわれていますが、アナログな作業の連続です。

作業場付近は、中国人の従業員さんが沢山通るのですが、店先で水をかけながらホイールを磨いている私の姿は、さぞかし不思議な人だと映っているのでしょうね(笑)。

 

下地が仕上がったらシルバー塗装を行います。

今回は純正よりもかなりゴールドが強めの色での再塗装を行います。

 

施工後の状態はこちら。

 

 

約20年前のホイールですが、現代風のツルツルのテカテカのホイールに生まれ変わりました。

ゴールド色のホイールは退色しやすいので、このホイールを履いているとかなり目立つと思いますよ。

社外のホイールも良いですが、純正の古いホイールを自分好みの色にリメイクして履くのも良い選択だと思います。

 

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