今回の施工事例は、フィアット500のステアリングの補修です。

フィアット500　ステアリング補修前

フィアット500　ステアリング補修前

施工前の画像撮り忘れに気づいて途中で撮影しました。
ステアリングのクリーニングと、マスキング済の状態です。

フィアット500のステアリングですが、同様の症状を見る機会が多いです。

欧州車全般に言えることは、自動車の内装が日本の高温多湿の環境に対応できず接着されている糊が剥がれて浮いてしまう事です。

今回のステアリングも、ステアリング本体に表皮が接着されているのですが、部分的に剥がれてきて一部が破れてしまい、オーナーさんが接着剤で埋めてしまっていました。

この程度の破れなら補修も簡単ですが、浮いてきた部分が気になって、触っているうちに全体が剥がれてしまうケースも有るので、浮きが生じた際は早めにリペアのご相談ください。

先ずは、破れた部分に埋められた接着剤を除去します。

フィアット500　ステアリング補修中

、

欠損した部分に柔らかい素材の充填剤を埋めて、耐摩耗性と紫外線を考慮し、調色した塗料でカラーリングを行います。

完成した状態がこちら。

フィアット500　ステアリング補修済

フィアット500　ステアリング補修済

光の加減で影がかかってしまっていますが、見た目だけでなく、触った感触も違和感が無いです。

ステアリングは運転の際に必ず触れる部分ですので、気持ちよく使える状態を保ちたいですね。

今回と同様のステアリング補修はおよそ２～３時間程度で施工可能です。

2018年6月12日　追記

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施工受付の際には、申込書・承諾書等ご記入にご理解頂き正式に受注させていただいております。
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